宵の明けやみ

ポの構築記事

とっぷ

シングルレートでの使用構築についての記事中心に書いていきます。

戦績
・6世代(HN:ぶいえぬ)
S3 最高最終2153(馬車バトンガル)
S7 最高最終2202(ポリクチ)
S8 最高最終2204(ポリクチ)
S9 最高最終2151(害悪)
S11 最高2176最終2124(ポリクチ)
S12 最高2174最終2163(ポリクチ)
S13 最高最終2207(ガルクレセガモス)
S16 最高最終2150(ヘラクレセドラン)
http://mayoipoke.hatenablog.com/entry/2016/07/19/205000
S17 最高最終2220(ヘラサナクレセドラン)
http://mayoipoke.hatenablog.com/entry/2016/09/13/053428
  最高最終2211(ポリクチ)
http://mayoipoke.hatenablog.com/entry/2016/09/13/220000
・7世代
S2 最高2135最終2115(カバリザサザングロス) 
http://mayoipoke.hatenablog.com/entry/2017/03/21/155055

S15最終64位(レート2132) 能天気ブリジュラス始動展開

シーズン15お疲れさまでした。今回使用した構築をまとめましたので紹介します。

■使用構築(途中までは赫月ガチグマが入っていましたが、最終レート到達時には一撃ウーラオスへ変更しました。)

■最終結
・TN:ぼるか 最終64位/レート2132

・TN:HaChii-Chan* 最終172位/レート2071

■構築経緯
・前回のシーズン13の構築と違って環境意識はあまりせず、ステロ撒き→中継→積みがシンプルで強いとずっと考えているため、それをベースとして構築を組み始めた。
・初手起点作成要員として頑丈で行動保証があるイバンのみ持ちブリジュラスを採用。性格能天気については後述。
・電磁波や挑発でサポートができるブーストエナジー持ちハバタクカミを中継要員として採用。
・欠伸ガチグマを拒否して起点にでき、竜舞+一致飛行テラバーストで火力のごり押しができる身代わりカイリューをエースとして採用。
・飛行技しかないカイリューの補完エースとして、広い技範囲で対応ができるゴリランダーを採用。
・途中までは第2の中継役として欠伸赫月ガチグマだったが、ハバタクカミが誘うハッサム入りサイクルがどうにも厳しかったので、サイクル破壊アタッカー枠とし、黒い眼鏡持ち一撃ウーラオスを採用した。
・最後に、受けループ絶許枠として、悪だくみ+挑発のイーユイを採用し、構築が完成した。

■個別紹介


ブリジュラス@イバンのみ
特性:頑丈
性格:能天気
ラスタル:飛行
実数値(努力値):172(52)-*-200(252)-163(140)-63(最低値)-113(60)
技:流星群 てってい光線 ミラーコート ステルスロック
※ HB:A特化ウーラオスインファイトアクアジェットを239/256=93.3%耐え
  陽気パオジアンの氷柱落とし+聖なる剣を確定耐え
  A特化炎オーガポンの剣舞棍棒確定耐えで頑丈が貫通されない
  C:余り
    D:ミラーコートのダメージを増やすことと、C無振りハバタクカミのムーンフォースでもイバンのみが発動するように最低値
  S:4振りランドロス抜き
・連撃ウーラオスの水流連打に縛られることなく、頑丈+イバンのみで2回以上の行動見込みがあるのが今までの初手出しステルスロック要員にはない強み。
・流星群でCが下がった後、
起点にされないように てってい光線で退場できる。
・最初はCS型で使っていたが、初手に出されることが圧倒的に多い襷連撃ウーラオスに1回しか行動できないこと、パオジアンに怯まされて聖なる剣でそのまま突破されて仕事できないことを嫌った結果、B特化で使うことになった。
・D方面は中途半端に耐えてイバン圏外になるのも嫌だったので、下降補正にした。その結果、ポケモン対戦で有用性がないと考えていた性格の能天気での採用に至った。


ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性:クオークチャージ
性格:臆病
ラスタル:フェアリー
実数値(努力値):131(4)-*-89(108)-173(140)-156(4)-205(252)
技:ムーンフォース 祟り目 電磁波 挑発
※HB:特化パオジアンの不意打ちを15/16=93.75%耐え
・中継役。電磁波で後続の積みの起点を作ることができ、痺れたらそのまま祟り目で攻めることもできる。
・最低限の耐久を確保し、残りをCに割くことでスイーパーとしての役割も果たす。
・頻発するハバタクカミミラーで行動できる確率を上げるためにも最速での採用。


カイリュー@食べ残し
特性:マルチスケイル
性格:意地
ラスタル:飛行
実数値(努力値):193(212)-188(132)-116(4)-*-121(4)-120(156)
技:テラバースト 竜の舞 身代わり 羽休め
※H:16n+1
 A:竜舞1回でH244B4振りのカイリューステルスロック込みで14/16=87.5%の乱数一発
 S:竜舞1回で最速110族抜き抜き
・この構築のエース。竜の舞をしつつ、電磁波と合わせると身代わり羽休めで麻痺待ちもできる。
・食べ残しを持たせることで身代わりの試行回数を増やせるし、体力を半分以上確保して羽休めでマルチスケイルを復活させやすい。
・対赫月ガチグマはハイパーボイスがなければ身代わりを挟んで安定して竜の舞ができるので圧倒的有利。


ゴリランダー@グラスシード
特性:グラスメイカ
性格:意地
ラスタル:炎
実数値(努力値):193(140)-194(252)-111(4)-*-93(20)-117(92)
技:グラススライダー 10まん馬力 アクロバット 剣の舞
※H:16n+1
 HD:C187のハバタクカミの眼鏡ムーンフォース確定耐え
カイリューがどうしても苦手な電気(タケルライコ)、鋼(構築から持久力と判断できるブリジュラスなど)、岩(岩オーガポンなど)がいた場合には突破できないどころか返り討ちにあってしまうため、他のエースとしてこのゴリランダーにたどり着いた。
・地面技を採用しているため、上記の苦手なポケモンに対しても不利なく動くことができる。
・剣の舞+グラススライダーで高速低耐久のパオジアン、ハバタクカミ、テツノツツミに強く出れるのも補完の役割として優秀であった。
・グラスシードでB上昇することで、耐えつつ剣舞ができるのが強いと感じた。
・準速サーフゴーに速く動きたくてASでの採用も考えたが、耐久に振ることで耐えて勝つ対戦もあったので悩むところ。
・その他カイリューが誘いやすいステルスロックが痛くないのも良い。


一撃ウーラオス@黒い眼鏡
特性:不可視の拳
性格:意地
ラスタル:毒
実数値(努力値):175-200(252)-120-*-81(4)-149(252)
技:暗黒強打 ドレインパンチ 不意打ち 剣の舞
・受けサイクルに強い枠として採用。黒い眼鏡を持たせることで乱数をずらし、ステルスロックと合わせてサイクルを崩せるのが強い。


イーユイ@隠密マント
特性:災いのたま
性格:臆病
ラスタル:ゴースト
実数値(努力値):131(4)-*-102(12)-187(252)-141(4)-165(236)
技:大文字 悪の波動 悪巧み 挑発
※S:最速ウーラオス抜き抜き
・受けループに負けたくなかったので採用した枠だが、カイリューサーフゴーにも強いので対スタンに出すこともあった。
・こだわり読みで守るをされるターンに悪巧みするとそのまま無双できる試合も少なくなかった。
・最速グライオンより早く動けるのではめられることなく、上から地震を受けることもなく悪巧みが積める。
・挑発を絡めるとハピナスも受けれなくなり、対処が容易だった。
・持ち物を隠密マントにしているのはハピナスの毒針投げつけるを無効化できること、対キョジオーンに選出した場合に強く出れるのが主な理由。
・臆病調整で火力不足が目立ったので、炎技は命中不安が嫌ではあったが大文字とした。
・テラスタルは地球投げや神速が無効になるゴーストとした。

■主な選出パターン
・基本:ブリジュラス/ハバタクカミ/カイリュー
ランドロス+ハッサム入り:ブリジュラス/ウーラオス/カイリューorゴリランダー
・タケルライコorランドロス+ブリジュラス入り:ブリジュラス/ウーラオス/ゴリランダー
・対 受けループ:ハバタクカミ/イーユイ/ウーラオス

■最後に
・最終日は2000スタート→1930まで落ちる→2132まで上げるという流れでした。2100以上をキープして戦えるようになりたいです。
カイリューの身代わりのように見えない勝ち筋を作ることが大切なのかなと感じています。

ここまで閲覧いただきありがとうございました!
ご質問などございましたら、@volcana_myi までお願いいたします。

SVシングルシーズン6最終64位(レート2085) マスカツツミ展開軸

皆様お久しぶりです。シーズン6は最終順位が2桁に到達したため構築記事を書きました。

以下PT紹介です。

 

■使用構築

■構築コンセプト

・マスカーニャ+テツノツツミ+エースによる対面軸。

■構築経緯

・初手に出されがちなハバタクカミ等の低耐久高火力相手と打ち合えることとステロや欠伸などの展界を挑発で阻害できる、襷新緑マスカーニャを採用したところからスタート。

・マスカーニャで倒しきれずとも十分に削った相手へのスイーパーになったり、攻撃範囲が広く、先制技を除いて常に上から動くことができるエナジーテツノツツミを採用。

・積みアタッカーとして無難に強く、接触相手には羽休め連打で削りもできるゴツメカイリューを採用。

・テツノツツミが苦手なテツノカイナに強く、鬼火と蝶の舞で要塞化できるウルガモスを採用。

・対フェアリーへの性能が高く、終盤多いと感じたキョジオーンを起点にできる隠密マントハッサムを採用。

・最後に積みに対してのストッパーとなり対処がしづらいヘイラッシャをはじめとする高耐久を誘って機能停止を狙える鬼火身代わりドラパルトを採用して構築が完成した。

 

■個別紹介

マスカーニャ@襷

特性:新緑

性格:意地っ張り

ラスタル:悪

実数値(努力値)151-178(252)-90-*-91(4)-175(252)

技:トリックフラワー 叩き落とす 不意打ち 挑発

ほぼすべての試合において初手に選出した。パラドックスや四災追加によって上から攻撃できることは少なくなったが、襷で耐えてからの新緑+確定急所のトリックフラワーは非常に強力だと感じた。ただしパオジアンの氷柱落とし怯みやスカーフイーユイの噴煙火傷を引いてしまうと無力化してしまうことが難点なので、常にお祈り。

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

特性:クオークチャージ

性格:臆病

ラスタル:鋼

実数値(努力値):131-*-134-176(252)-81(4)-206(252)

技:ハイドロポンプ フリーズドライ テラバースト 身代わり

マスカーニャ死に出しのパターンが多かった。マスカーニャで倒しきれない襷パオジアンなどを処理して次につなげていく。エナジー持ちのテツノツツミは身代わり+アンコールを持っていることがほとんどだが、今回はアンコールを切って鋼テラバーストを採用した。そうすることで、ハバタクカミやミミッキュ、パオジアンに命中安定かつ最大打点の技を持つことができる。火力不足や化けの皮により耐えられるが、鋼タイプになったことでフェアリーへの耐性ができてそのまま次の一手で倒すことが可能。アンコールがなくて不便な試合がないわけではないが、不利な対面でアンコールを警戒して交代する人も多かったので、持っていても成立する機会が少ないだろうとは感じていた。

 

カイリュー@ゴツメ

性格:意地っ張り

特性:マルチスケイル

ラスタル:ノーマル

実数値:191(196)-187(124)-127(92)-*-121(4)-112(92)

技:神速 地震 竜の舞 羽休め

※HB:マルチスケイル時にテラスなしでミミッキュの特化珠じゃれつくを乱数96.5%で2耐えレベル。テラス後、剣舞状態でも乱数98.5%で2耐えにより、羽休めでマルチスケイル復活。

 S:竜舞2回で最速スカーフサーフゴー抜き

詰めのノーマルテラス神速カイリュー。打ち分けできるようにしたかったことと、攻撃以外での削りの手段が欲しかったのでゴツメ持ちとした。対ミミッキュはテラスなしでもマルチスケイル時にじゃれつくをほぼ2耐えするため、すぐにはテラスせずにじゃれつくをするか剣舞をするか呪いをするか様子見する。ミミッキュの上を取りたかったのでアンコールではなく、火力も上げられる竜の舞を採用した。高火力高耐久の先制技持ちの脅威を改めて感じたが、パオジアンだけでなくいろんなポケモンがゴーストテラスをしてきて何度も泣かされた。

 

ウルガモス厚底ブーツ

性格:臆病

特性:炎の体

ラスタル:水

実数値(努力値):191(244)-*-113(220)-155-125-138(44)

技:炎の舞 鬼火 蝶の舞 朝の日差し

※H:16n-1 B:振れるところまで S:1舞で最速テツノツツミ抜き

パオジアンやミミッキュ、型にもよるがハバタクカミなどを起点に舞って要塞化する。テツノツツミが苦手なテツノカイナにも出していけることも相性が良かった。耐久型にしてはSを高くしているつもりではあったが、ミラーになると毎回抜かれていたため、みんなどんな調整をしているのか気になるところではある。

 

ハッサム@隠密マント

性格:意地っ張り

特性:テクニシャン

ラスタル:水

実数値:175(236)-198(236)-120-*-100-90(36)

技:バレットパンチ 泥棒 インファイト 剣の舞

※H:16n-1 A:11n S:S振ってないアーマーガアを抜けるくらい

最終日前日まではテンプレの珠ミミッキュを採用していたが、対キョジオーン性能を上げたかったことと、相手のミミッキュバレットパンチで縛れることから隠密マント持ちハッサムを採用した。実際はなぜか隠密マントを察せられて、誰もすぐには塩漬けせずに鈍いや交代をしてきたので、思い通りにはいかなかった。ここの枠は要検討。

 

ドラパルト@食べ残し

性格:無邪気

特性:呪われボディ

ラスタル:フェアリー

実数値(努力値):193(236)-140-103(60)-120-85-207(212)

技:ドラゴンアロー たたりめ 鬼火 身代わり

※HB:ヘイラッシャのA無振りウェーブタックルを身代わりが確定で耐えるライン

 S:最速テツノツツミ抜き

カイリューウルガモスハッサムが誘うヘイラッシャなどの高耐久に強くて、受けルにも対抗できるポケモンを探した結果、採用に至った地雷要素のあるドラパルト。以前はビルドアップ型の水テラスイダイナキバを採用していたが、ヘイラッシャにTOD負けをすることが多かった。それに対し、このドラパルトは鬼火たたりめ型なことから粘ることができない。そしてドラパルトは物理型特殊型両刀型...などさまざまな型が存在するので読まれづらさも追い風となっている。ドラゴンアローだけを見てヘイラッシャを後出ししてくる人もおり、そのまま身代わりではめてイージーウィンすることも多くあった。両刀にしているのは対ドラゴンや物理耐久が低い相手への打点としてドラゴンアローが欲しかったことと型の誤認を狙えるから。特性についてはすり抜けと悩んだが、ドラパルト前で身代わりをする人はいなかったため、呪われボディとした。

 

■選出

・基本的にはマスカーニャ+テツノツツミ+通りのよさそうなポケモン

・テツノカイナのようなテツノツツミに一方的に強いポケモンがいる場合はマスカーニャ+ドラパルトorウルガモスカイリューorハッサム

・ヘイラッシャがいる構築にはドラパルトは絶対選出

 

■最終結

TN:Volcanite

最高最終:レート2085 64位

シーズン3以降も潜っていましたが、いずれのシーズンも100位台止まりで終わり悔しい思いでいました。今回は2100手前までいけたのがシーズン終了10分前だったこともあり、最終順位2桁維持を優先して終了しました。次回以降こそは上位を十分に狙える時間を確保できるよう頑張っていきたいです。

 

ここまで閲覧いただき、ありがとうございました!

ポケモンSVシングル シーズン2 最終95位 マスカウルガパル

生存報告も兼ねて構築記事書きました。

約6年振りにポケモンのオンライン対戦に励み、なんとか最終2桁で終えることができました!

以下PT紹介です。

■使用構築

■構築コンセプト

・初手襷マスカーニャで相手の素早さ、火力、耐久度、おおよその型を判別してその後の試合展開のプラン立てをしやすくする。

・火力の高いポケモンによるダメージの押し付け、積み技による崩しで受けサイクルをしづらくする。

・命中不安を極力少なくして自身起因の運負けを少なくする。(鬼火、じゃれつくを打つときは常にお祈り)

 

■構築経緯

・高い素早さを駆使して何かしらの仕事ができる襷マスカーニャを使いたいと思ったところからスタート。

・マスカーニャが誘うカイリューウルガモスに対面からであれば負けることがあまりないS振り鉢巻飛行テラスカイリューを採用。

・構築で重くなりがちな物理耐久が高いアーマーガア、ヘイラッシャ、ブラッキーなどに圧をかけることができるアナライズジバコイルを採用。

・鬼火や炎の体で物理ポケモンの性能を低下させ、自身の積みの起点にしたり、味方への物理ダメージを軽減させることができるウルガモスを採用。

カイリューやセグレイブに強く、しんそくや格闘技をすかして起点にできるゴーストテラスパルシェンを採用。

・最後に終盤環境に増加していると感じたドラパルトに強めなミミッキュを採用して構築が完成した。

・構築全体としては、対面寄りの個体が多く採用されているため、交代を駆使するサイクル戦というよりは対面構築なりの戦い方になることが多かった。

 

■個別紹介

マスカーニャ@襷

特性:変幻自在

性格:陽気

ラスタル:悪

実数値(努力値):151-162(252)-90-*-91(4)-192(252)

技:トリックフラワー はたきおとす けたぐり ちょうはつ

幸運の色♀個体。

構築コンセプトにもあるように、基本は初手出しして上からの攻撃で削る、相手の素早さや与ダメージを見て型を判別する、挑発でステロや竜舞蝶舞などの積み技を阻止するといった多岐にわたる役割を持つポケモン

火力不足を感じたので意地での採用も検討したが、ゲンガーや素早さを落としたポケモンのS+1より早く動きたかったので陽気とした。

 

カイリュー@拘り鉢巻

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

ラスタル:飛行

実数値(努力値):175(68)-204(252)-116(4)-*-121(4)-123(180)

技:テラバースト げきりん じしん しんそく

※H:16n-1

 S:準速70族抜き

某動画を見て強いと感じたポケモン

マルチスケイルによる耐久+タイプ一致で比較的通りのいい飛行テラバーストで対面性能が優れており、マスカーニャ同様に初手出しもしやすい。

竜舞+羽休めにはない即効性が交代をあまり要さないこの構築には適していると感じた。

 

ジバコイル@突撃チョッキ

特性:アナライズ

性格:控えめ

ラスタル:水

実数値(努力値):175(236)-*-135-200(252)-113(20)-80

技:10まんボルト ラスターカノン ボルトチェンジ テラバースト

※H:16n-1

こちらは某配信を見ていて採用したくなったポケモン

こだわりメガネを持たせた方が火力も出るが、補正無しアナライズでも十分火力があり、耐久指数も上がって対面性能が上がることから、チョッキジバコイルでの採用で正解だったと考えている。

水テラスタルについては、主にウルガモスからの炎技を軽減して逆襲できたり、対ラウドボーン性能が上がるので強かった。

ヘイラッシャは地面テラスタルが多いように感じた。電気技を打つ前に一度他のポケモンに引いてテラスを様子見した後、地面を切れば水テラバーストを打つようにしていた。

 

ウルガモス厚底ブーツ

特性:炎の体

性格:図太い

ラスタル:フェアリー

実数値(努力値):191(244)-*-118(180)-151(4)-126(4)-130(76)

技:ほのおのまい おにび ちょうのまい あさのひざし

※H:16n-1

 B:振れるところまで

 S:準速ドラパルト抜き、耐久ガモスミラー意識

ラウドボーンやグレンアルマといった明らかに不利なポケモンがいなければ選出して腐らない心強さがあるポケモン

相手のマスカーニャミミッキュ、ドドゲザンの引き先としても優秀だった。

対戦相手のウルガモスはほとんどが耐久型であったため、蝶の舞の積み合いになったときに少しでも有利にたてるよう、当初想定していた数値より多くSに努力値を割いた。

持ち物はステルスロックへのストレスがなくなる厚底ブーツを採用。

 

パルシェン@王者の印

特性:スキルリンク

性格:意地っ張り

ラスタル:ゴースト

実数値(努力値):131(44)-160(244)-200-*-65-118(220)

技:つららばり ロックブラスト ドリルライナー からをやぶる

※S:からをやぶる後に最速スカーフコノヨザル抜き

上記ジバコイルと同じ配信者が愛用していたのを見て使いたくなったポケモン

終盤に数は減ったものの、ノーマルテラスカイリューに圧倒的強さを誇るゴーストテラス。

しんそくだけでなく、呼ぶ格闘技も空かせるため相性は抜群だった。

持ち物は隠密マント、ラムのみなどいろいろ試したが、一番腐らなかった王者の印を最終的に模倣元と同様に採用した。

ドリルライナーは呼ぶジバコイル、サーフゴー(CS型)を逆に狩ることができる。

氷の礫を打ちたい試合もあったので打つ頻度の少ないロックブラストとの選択だったと感じた。

最終日の上位帯にはヘイラッシャが多くいたため、選出がしづらかったのが残念。

 

ミミッキュ@命の珠

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

ラスタル:ゴースト

実数値(努力値):159(228)-161(252)-100-*-125-120(28)

技:じゃれつく シャドークロー かげうち つるぎのまい

※H:16n-1、珠ダメージ最小

 S:余り

この枠は元々地面テラス意地鉢巻ガブリアスで特性天然を崩していたが、終盤は竜の舞炎テラスドラパルトに比較的多く遭遇するようになり、構築が壊滅しかねないと判断したため、鬼火持ちでもなければ対面から対応できるミミッキュを採用した。

化けの皮でダメージを抑えて剣舞による強引な崩しができるのは数年前やっていたサンムーン環境から変わらず強かった。

 

■最終結

TN:Volcanite

最高:47位(AM3:00)

最終:95位

レート:2185

3時で最高順位に達した後対戦を辞め、そのまま寝て起きて仕事に行ったら予想以上に抜かされていました。

最終日は700位スタート、その後一度も負けることなく10連勝で駆け抜けることができたので、その流れのまま続けて対戦すべきだったと後悔しています。

また、細かな変更はしつつですが、この構築に変えてから97勝78敗→149勝93敗(51勝15敗)と高勝率を維持して対戦をすることができたので強い構築に巡り合えてよかったです。

サンムーン以来のポケモン対戦でしたが、テラスタルという新ルールが加わったこともあり、過去作にはない戦術、立ち回りがあって新鮮な気持ちで対戦できました。

楽しかったので今後も継続してランクマッチには潜っていきます。

次のパラドックス環境が楽しみです。

 

ここまで閲覧いただきありがとうございました!

SMシーズン2

 

使用構築

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・ガッサで荒らした後リザやミミを通す

・サザングロスの相性補完@1で回す

のを狙いとした。

 

個別解説(選出率順、メタグロス以外は2箇所252振り)

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キノガッサ@襷 意地AS
マッハパンチ タネマシンガン 岩石封じ キノコの胞子

初手選出がほとんど。高速相手でも岩石でSを下げ削り裏のリザのニトチャ圏内に入れたりミミで先手剣舞できるよう操作できるのが強み。

火力を優先し意地で使っていたがメガゲンやコケコ、準速マンムーなどを考えると陽気のほうがよいので悩ましいところ。

コケコ→グロスの出され方をされるのは本当に辛かった。

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リザードンY@ナイト 臆病CS

大文字 ソーラービーム めざめるパワー氷 ニトロチャージ

ガルドナットカグヤといった鋼がいるPTには積極的に出していく。どれか1体はいるPTばかりだったのでほぼ絶対選出に近かったかもしれない。

ガッサで相手をニトチャ1発で落ちる圏内まで入れ起点にし、崩していく動きが単純に強かった。

カバサザンがカプ・レヒレを誘うのでソーラービームを、マンダやランドに撃っていくためめざ氷を採用。

ガブリアスは陽気スカーフばかりで加速してもカバに引かなければならないのが辛いところ。

 

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カバルドン@ゴツメ 腕白HB
地震 岩石封じ 欠伸 怠ける

物理受け兼電気無効枠。初手ガッサがガルと対面してしまった場合の引き先。

初めはランドロスだったが相手のグロスがどうにも重すぎたため、2000からカバに変更した。

ガッサ同様欠伸による眠りや岩石封じでのS下げで操作できるのがよき。

 

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ミミッキュ@フェアリーZ 意地AS
じゃれつく シャドークロー 影うち 剣の舞

対面性能が高く、特性を盾に剣舞等で強引に崩していけるポケモン

単純に霊Zより威力が上がることとポリ2意識で妖Zとした。

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サザンドラ@メガネ 控えめCS

流星群 悪の波動 大文字 気合玉

グロスが誘うガルドやクレセ、ロトムに出していける駒。

圧をかけていくため持ち物はメガネ。

特にグロスが地震を持っていないため両メガが相手にできないヒードランを考えてもメガネで間違っていなかったと思う。

カプやミミの登場で6世代ほど出しやすくはなかったが、このポケモンなしでは崩せない試合も数多くあった。

 

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メタグロス@ナイト 陽気155-194(228)-178(60)-*-130-173(220)

アイアンヘッド 雷パンチ 冷凍パンチ バレットパンチ

※陽気ガブリアス地震+サメ肌を最大乱数引かない以外耐える

広い範囲を持ち、カプに強いので採用。

テテフパルの選出抑制にもなるのがよき。

終盤はあまりできなかったがサザンとのサイクルを回す動きに持ち込むのもこのPTでやりたいことの一つ。

地震が欲しい場面もありバレパンに助けられた試合もあり一長一短だった。

構築の中で最初に決めた枠だったが、終盤に多かったゲンガーガルドガモスに怯えて選出率は最下位。

上の調整で最大乱数以外耐えなので確定ではないが陽気ガブリアスを殴って定数ダメで落ちるのを防げるようにしている。(襷なら1:1)

 

選出は最終的にガッサ+リザ+カバorミミが基本となった。

グロスはよっぽど刺さってると思えないかぎり出せなかったのでまだまだ使いこなせてないと反省。

 

TN:Cerberus

最高2135最終2115 83位でフィニッシュでした。

前期のような悲惨な結果で終わらなかったとはいえ、満足のいくものではないので精進して参ります。(就活等が気がかりですが...)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

SMシーズン1

シーズン1使用構築をメモ書き程度に残しておきます。

テテフパルで場を荒らした後マンダで詰めていくことを狙いとしました。

最高2091でそこから溶けて終わりました。

 

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カプ・テテフ@カプZ 控えめ175(236)-*-101(44)-184(140)-136(4)-126(84)

サイコキネシス 10まんボルト 自然の怒り シャドーボール

※HB:A177メガガルの捨て身タックルを親子共に最大乱数引かない限り耐える

パルテテフが誘う鋼を無理やり削ってパルを通すカプZでの採用。

初手コケコと対面したときはだいたいボルチェンで鋼に引いてくるので即Z技を撃つことも。

テテフミラーで勝ったことがなかったのでもっとSを上げても良かったかもしれない。

 

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パルシェン@襷 意地125-161(252)-201(4)-*-65-122(252)

つららばり ロックブラスト 氷の礫 殻を破る

サイコフィールドとの相性が抜群な積みアタッカー。

襷を盾に強引に積んでいける。

初手ミミッキュを読んで出していくのも強い動きだと感じた。

 

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ボーマンダ@ナイト 意地191(164)-190(60)-151(4)-*-114(28)-172(252)

すてみタックル 地震 竜の舞 羽休め

※A:1舞でASメガガルーラガブリアスすてみタックルで確定1発

 耐久無振りメガルカリオを最低乱数引かない限りすてみタックルで落とせる程度

パルが落ちた後の第2の積みエース。

メガシンカ後のSの仕様変更によりガルーラやスカーフでないガブリアスをすぐに上から殴れるようになったのが6世代のときにはない強さ。

テッカグヤも粘って勝てるかもと思ったが実際はそんな甘くなかった。

 

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カプ・コケコ@スカーフ 臆病145-*-105-147(252)-96(4)-200(252)

10まんボルト マジカルシャイン ボルトチェンジ 草結び

相手のパルシェンに破られた後崩壊してしまうと気づき、破ったあとも上から殴れるスカーフでの採用。

パルシェン以外にもギャラドスに2舞されても上から殴れる、雨下の準速キングドラも上から殴れてなにかと便利だった。

 

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ガラガラ@太い骨 意地149(108)-145(252)-130-*-110-84(148)

フレアドライブ シャドーボーン 瓦割り 鬼火

電気の一貫切り兼瓦割り持ちで壁構築対策。

S4振り程度のポリゴン2を上から攻撃できるので後出しのタイミングで鬼火を当てれば

ジリ貧に持って行けることが多かった。

 

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テッカグヤ@残飯 図太い201(228)-*-135-127-136(116)-102(164)

火炎放射 草結び やどりぎのタネ まもる

※DL対策、Sを4振り80族抜き程度まで

テテフパルの誘う鋼全般(ジバコイルを除く)に強く出れる駒。

特にメタグロスの対抗策として優秀だった。

草結びなのはカグヤ前で身代わりしてくるギャラドス用に。(ASならメガシンカしてなくても身代わりを壊せる)

 

 

テテフパルは使い始めはとても強く感じましたがだんだんと岩石ガルーラや鋼2枚構築、カプ・レヒレなどによってパルシェンが思うように機能しなくなってしまい、レートを伸ばしきることができませんでした。

シーズン2はリアルの合間を縫って潜れるかどうかですがバンク解禁後の新構築を練って頑張りたいです、改めてシーズン1お疲れ様でした。

 

 

 

【単体再考察】道連れアンコサーナイト

シーズン17が終わり、レートはまだ潜れますが実質6世代は終わりを迎えました。

最近はレートに潜るモチベがあまりわかないので、ここでは僕がシーズン17で最終6位を達成した際に使用していた道連れアンコサーナイトについて改めて紹介させていただこうと思います。

(この型の原案はシーズン17の構築記事中にもリンクを掲載しましたが、きたみさんという方から頂きました。内容は同じ型を考察するので被り気味ですが、僕が使った際に思ったことなどを追加した記事だと思っていただけると幸いです。)

blog.goo.ne.jp

 

特性影踏みで嫌でも道連れ択に持っていけるメガゲンガーとはアンコールによる縛り性能とサーナイトの道連れの認知度や採用率による警戒の度合いで差別化。

1体を普通に処理した後の不意の道連れが強い。

 [調整]

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サーナイト@ナイト 臆病155(92)-*-87(12)-204(148)-156(4)-167(252)

HB:A192メガガルーラの秘密の力、A200ガブリアス地震確定耐え

HD:C222のメガゲンガーシャドーボール最大乱数以外耐え

もう少しHBに割くとファイアローのA特化珠ブレイブバードを耐えるラインにもっていけるが、Cを削りすぎると与えられる負荷があまりにも小さくなってしまうので耐久ラインはこのぐらいがちょうどよく感じた。

S:最速(メガシンカ前は実数値145)

上から道連れアンコで縛る相手をより多くして役割対象を増やすために最速。

最速100族ということで最速メガガルーラ、メガリザードンにも同速勝負に持ち込むことができ、確率次第で最低でも1:1交換をとることが可能。

初速が高くないのでCS眼鏡サザンドラに後出しできないのが惜しいところ。

技構成:ハイパーボイス サイコショック 道連れ アンコール

 

[役割対象]

メガシンカすることでDの実数値が跳ね上がることから特殊系はほとんど相手にできる。

特性トレースによりボーマンダランドロスバシャーモ、ピクシー、すいすい系統なども相手にすることも可能。

また1:1交換が最低限の仕事であるならほぼすべてのポケモンが対象となる。

よってここでは役割対象外のポケモンについて記載する。

・全般(後出しからではなく対面を想定)

毒毒、鬼火、宿り木などの定数ダメ技持ち。電磁波も割と面倒。

 サーナイトを上から確定1発で処理できるポケモン

(最速鉢巻きガブリアス、鉢巻きファイアローメガルカリオなど)

ゲッコウガは型があまりにも多様なため、ダストシュートを持っているかどうか見極めるのは難しい。目安として自分は初手からゲッコウガが出てきた場合はサーナイトと対面してもいいようにダストを搭載していると思うようにしている。

それから一方的に辛いわけではないが、受けループには対して強くない。

メガシンカ前のとき

最速メガガルーラメガリザードンX/Y

初速が145なことから上から高火力を叩きこまれて何もできず倒れる。

ガルーラは猫だましから入ってくれるなら同速勝負に持っていける。

(安定を取るなら道連れ、アドをとるなら猫だましアンコール)

 

[立ち回りのあれこれ]

ハイボショックで負荷を与えつつ道連れアンコで相手の行動を縛り、できれば2:1交換することを狙っていく。

道連れ空かしの行動をしてきた場合はすぐにアンコール。

引かれたとしても裏にハイボショックが通るので問題はない。

瞑想、蝶の舞系統に対してはサイコショックにより速めに処理することができる。

またアンコールで後続の積みの起点にさせることもできる。

ギルガルドナットレイクチートなどのハイボショックの通らない遅い鋼とすぐに1:1交換するのはもったいなく感じるため、引き先として裏にヒードランなどを用意しておくとよい。

その際、地震の一貫を考えて基本選出はサナ+ドラン+@1(飛行/浮遊)が良いように思われる。

(実際シーズン17ではサナ+ドラン+ボルト/クレセが基本選出だった。)

 

シーズン17でヘラクレセドランに組み込んで実際に使用した際にはレートが上がるにつれて選出率がどんどん上がっていき、主戦力級の力を発揮してくれました。

やはり道連れアンコの縛り性能が強い、この一言に尽きます。上手く嵌れば相手をコントロールした気分になることができ、とても快感でした。

またガルーラほどではありませんが型の性質上対面性能も高く、多くの相手に強気に立ち向かえるところも相まったことが選出率が上がった要因だと思いました。

サーナイトは他に挑発気合い玉めざパ瞑想など技のカスタマイズ性に富んでいるのでこれ以外の型も多数存在し、それぞれの型ならではの強さがあります。

今回はその中の1つとして道連れアンコサーナイトを紹介させていただきました。

サンムーン環境においてまたこの型を使うことができることを願って、残りの6世代環境を過ごしていこうと思います。

 

ここまで見ていただきありがとうございました。