宵の明けやみ

ポの構築記事

ポケモンSVシングル シーズン2 最終95位 マスカウルガパル

生存報告も兼ねて構築記事書きました。

約6年振りにポケモンのオンライン対戦に励み、なんとか最終2桁で終えることができました!

以下PT紹介です。

■使用構築

■構築コンセプト

・初手襷マスカーニャで相手の素早さ、火力、耐久度、おおよその型を判別してその後の試合展開のプラン立てをしやすくする。

・火力の高いポケモンによるダメージの押し付け、積み技による崩しで受けサイクルをしづらくする。

・命中不安を極力少なくして自身起因の運負けを少なくする。(鬼火、じゃれつくを打つときは常にお祈り)

 

■構築経緯

・高い素早さを駆使して何かしらの仕事ができる襷マスカーニャを使いたいと思ったところからスタート。

・マスカーニャが誘うカイリューウルガモスに対面からであれば負けることがあまりないS振り鉢巻飛行テラスカイリューを採用。

・構築で重くなりがちな物理耐久が高いアーマーガア、ヘイラッシャ、ブラッキーなどに圧をかけることができるアナライズジバコイルを採用。

・鬼火や炎の体で物理ポケモンの性能を低下させ、自身の積みの起点にしたり、味方への物理ダメージを軽減させることができるウルガモスを採用。

カイリューやセグレイブに強く、しんそくや格闘技をすかして起点にできるゴーストテラスパルシェンを採用。

・最後に終盤環境に増加していると感じたドラパルトに強めなミミッキュを採用して構築が完成した。

・構築全体としては、対面寄りの個体が多く採用されているため、交代を駆使するサイクル戦というよりは対面構築なりの戦い方になることが多かった。

 

■個別紹介

マスカーニャ@襷

特性:変幻自在

性格:陽気

ラスタル:悪

実数値(努力値):151-162(252)-90-*-91(4)-192(252)

技:トリックフラワー はたきおとす けたぐり ちょうはつ

幸運の色♀個体。

構築コンセプトにもあるように、基本は初手出しして上からの攻撃で削る、相手の素早さや与ダメージを見て型を判別する、挑発でステロや竜舞蝶舞などの積み技を阻止するといった多岐にわたる役割を持つポケモン

火力不足を感じたので意地での採用も検討したが、ゲンガーや素早さを落としたポケモンのS+1より早く動きたかったので陽気とした。

 

カイリュー@拘り鉢巻

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

ラスタル:飛行

実数値(努力値):175(68)-204(252)-116(4)-*-121(4)-123(180)

技:テラバースト げきりん じしん しんそく

※H:16n-1

 S:準速70族抜き

某動画を見て強いと感じたポケモン

マルチスケイルによる耐久+タイプ一致で比較的通りのいい飛行テラバーストで対面性能が優れており、マスカーニャ同様に初手出しもしやすい。

竜舞+羽休めにはない即効性が交代をあまり要さないこの構築には適していると感じた。

 

ジバコイル@突撃チョッキ

特性:アナライズ

性格:控えめ

ラスタル:水

実数値(努力値):175(236)-*-135-200(252)-113(20)-80

技:10まんボルト ラスターカノン ボルトチェンジ テラバースト

※H:16n-1

こちらは某配信を見ていて採用したくなったポケモン

こだわりメガネを持たせた方が火力も出るが、補正無しアナライズでも十分火力があり、耐久指数も上がって対面性能が上がることから、チョッキジバコイルでの採用で正解だったと考えている。

水テラスタルについては、主にウルガモスからの炎技を軽減して逆襲できたり、対ラウドボーン性能が上がるので強かった。

ヘイラッシャは地面テラスタルが多いように感じた。電気技を打つ前に一度他のポケモンに引いてテラスを様子見した後、地面を切れば水テラバーストを打つようにしていた。

 

ウルガモス厚底ブーツ

特性:炎の体

性格:図太い

ラスタル:フェアリー

実数値(努力値):191(244)-*-118(180)-151(4)-126(4)-130(76)

技:ほのおのまい おにび ちょうのまい あさのひざし

※H:16n-1

 B:振れるところまで

 S:準速ドラパルト抜き、耐久ガモスミラー意識

ラウドボーンやグレンアルマといった明らかに不利なポケモンがいなければ選出して腐らない心強さがあるポケモン

相手のマスカーニャミミッキュ、ドドゲザンの引き先としても優秀だった。

対戦相手のウルガモスはほとんどが耐久型であったため、蝶の舞の積み合いになったときに少しでも有利にたてるよう、当初想定していた数値より多くSに努力値を割いた。

持ち物はステルスロックへのストレスがなくなる厚底ブーツを採用。

 

パルシェン@王者の印

特性:スキルリンク

性格:意地っ張り

ラスタル:ゴースト

実数値(努力値):131(44)-160(244)-200-*-65-118(220)

技:つららばり ロックブラスト ドリルライナー からをやぶる

※S:からをやぶる後に最速スカーフコノヨザル抜き

上記ジバコイルと同じ配信者が愛用していたのを見て使いたくなったポケモン

終盤に数は減ったものの、ノーマルテラスカイリューに圧倒的強さを誇るゴーストテラス。

しんそくだけでなく、呼ぶ格闘技も空かせるため相性は抜群だった。

持ち物は隠密マント、ラムのみなどいろいろ試したが、一番腐らなかった王者の印を最終的に模倣元と同様に採用した。

ドリルライナーは呼ぶジバコイル、サーフゴー(CS型)を逆に狩ることができる。

氷の礫を打ちたい試合もあったので打つ頻度の少ないロックブラストとの選択だったと感じた。

最終日の上位帯にはヘイラッシャが多くいたため、選出がしづらかったのが残念。

 

ミミッキュ@命の珠

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

ラスタル:ゴースト

実数値(努力値):159(228)-161(252)-100-*-125-120(28)

技:じゃれつく シャドークロー かげうち つるぎのまい

※H:16n-1、珠ダメージ最小

 S:余り

この枠は元々地面テラス意地鉢巻ガブリアスで特性天然を崩していたが、終盤は竜の舞炎テラスドラパルトに比較的多く遭遇するようになり、構築が壊滅しかねないと判断したため、鬼火持ちでもなければ対面から対応できるミミッキュを採用した。

化けの皮でダメージを抑えて剣舞による強引な崩しができるのは数年前やっていたサンムーン環境から変わらず強かった。

 

■最終結

TN:Volcanite

最高:47位(AM3:00)

最終:95位

レート:2185

3時で最高順位に達した後対戦を辞め、そのまま寝て起きて仕事に行ったら予想以上に抜かされていました。

最終日は700位スタート、その後一度も負けることなく10連勝で駆け抜けることができたので、その流れのまま続けて対戦すべきだったと後悔しています。

また、細かな変更はしつつですが、この構築に変えてから97勝78敗→149勝93敗(51勝15敗)と高勝率を維持して対戦をすることができたので強い構築に巡り合えてよかったです。

サンムーン以来のポケモン対戦でしたが、テラスタルという新ルールが加わったこともあり、過去作にはない戦術、立ち回りがあって新鮮な気持ちで対戦できました。

楽しかったので今後も継続してランクマッチには潜っていきます。

次のパラドックス環境が楽しみです。

 

ここまで閲覧いただきありがとうございました!