宵の明けやみ

ポの構築記事

SVシングルシーズン6最終64位(レート2085) マスカツツミ展開軸

皆様お久しぶりです。シーズン6は最終順位が2桁に到達したため構築記事を書きました。

以下PT紹介です。

 

■使用構築

■構築コンセプト

・マスカーニャ+テツノツツミ+エースによる対面軸。

■構築経緯

・初手に出されがちなハバタクカミ等の低耐久高火力相手と打ち合えることとステロや欠伸などの展界を挑発で阻害できる、襷新緑マスカーニャを採用したところからスタート。

・マスカーニャで倒しきれずとも十分に削った相手へのスイーパーになったり、攻撃範囲が広く、先制技を除いて常に上から動くことができるエナジーテツノツツミを採用。

・積みアタッカーとして無難に強く、接触相手には羽休め連打で削りもできるゴツメカイリューを採用。

・テツノツツミが苦手なテツノカイナに強く、鬼火と蝶の舞で要塞化できるウルガモスを採用。

・対フェアリーへの性能が高く、終盤多いと感じたキョジオーンを起点にできる隠密マントハッサムを採用。

・最後に積みに対してのストッパーとなり対処がしづらいヘイラッシャをはじめとする高耐久を誘って機能停止を狙える鬼火身代わりドラパルトを採用して構築が完成した。

 

■個別紹介

マスカーニャ@襷

特性:新緑

性格:意地っ張り

ラスタル:悪

実数値(努力値)151-178(252)-90-*-91(4)-175(252)

技:トリックフラワー 叩き落とす 不意打ち 挑発

ほぼすべての試合において初手に選出した。パラドックスや四災追加によって上から攻撃できることは少なくなったが、襷で耐えてからの新緑+確定急所のトリックフラワーは非常に強力だと感じた。ただしパオジアンの氷柱落とし怯みやスカーフイーユイの噴煙火傷を引いてしまうと無力化してしまうことが難点なので、常にお祈り。

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

特性:クオークチャージ

性格:臆病

ラスタル:鋼

実数値(努力値):131-*-134-176(252)-81(4)-206(252)

技:ハイドロポンプ フリーズドライ テラバースト 身代わり

マスカーニャ死に出しのパターンが多かった。マスカーニャで倒しきれない襷パオジアンなどを処理して次につなげていく。エナジー持ちのテツノツツミは身代わり+アンコールを持っていることがほとんどだが、今回はアンコールを切って鋼テラバーストを採用した。そうすることで、ハバタクカミやミミッキュ、パオジアンに命中安定かつ最大打点の技を持つことができる。火力不足や化けの皮により耐えられるが、鋼タイプになったことでフェアリーへの耐性ができてそのまま次の一手で倒すことが可能。アンコールがなくて不便な試合がないわけではないが、不利な対面でアンコールを警戒して交代する人も多かったので、持っていても成立する機会が少ないだろうとは感じていた。

 

カイリュー@ゴツメ

性格:意地っ張り

特性:マルチスケイル

ラスタル:ノーマル

実数値:191(196)-187(124)-127(92)-*-121(4)-112(92)

技:神速 地震 竜の舞 羽休め

※HB:マルチスケイル時にテラスなしでミミッキュの特化珠じゃれつくを乱数96.5%で2耐えレベル。テラス後、剣舞状態でも乱数98.5%で2耐えにより、羽休めでマルチスケイル復活。

 S:竜舞2回で最速スカーフサーフゴー抜き

詰めのノーマルテラス神速カイリュー。打ち分けできるようにしたかったことと、攻撃以外での削りの手段が欲しかったのでゴツメ持ちとした。対ミミッキュはテラスなしでもマルチスケイル時にじゃれつくをほぼ2耐えするため、すぐにはテラスせずにじゃれつくをするか剣舞をするか呪いをするか様子見する。ミミッキュの上を取りたかったのでアンコールではなく、火力も上げられる竜の舞を採用した。高火力高耐久の先制技持ちの脅威を改めて感じたが、パオジアンだけでなくいろんなポケモンがゴーストテラスをしてきて何度も泣かされた。

 

ウルガモス厚底ブーツ

性格:臆病

特性:炎の体

ラスタル:水

実数値(努力値):191(244)-*-113(220)-155-125-138(44)

技:炎の舞 鬼火 蝶の舞 朝の日差し

※H:16n-1 B:振れるところまで S:1舞で最速テツノツツミ抜き

パオジアンやミミッキュ、型にもよるがハバタクカミなどを起点に舞って要塞化する。テツノツツミが苦手なテツノカイナにも出していけることも相性が良かった。耐久型にしてはSを高くしているつもりではあったが、ミラーになると毎回抜かれていたため、みんなどんな調整をしているのか気になるところではある。

 

ハッサム@隠密マント

性格:意地っ張り

特性:テクニシャン

ラスタル:水

実数値:175(236)-198(236)-120-*-100-90(36)

技:バレットパンチ 泥棒 インファイト 剣の舞

※H:16n-1 A:11n S:S振ってないアーマーガアを抜けるくらい

最終日前日まではテンプレの珠ミミッキュを採用していたが、対キョジオーン性能を上げたかったことと、相手のミミッキュバレットパンチで縛れることから隠密マント持ちハッサムを採用した。実際はなぜか隠密マントを察せられて、誰もすぐには塩漬けせずに鈍いや交代をしてきたので、思い通りにはいかなかった。ここの枠は要検討。

 

ドラパルト@食べ残し

性格:無邪気

特性:呪われボディ

ラスタル:フェアリー

実数値(努力値):193(236)-140-103(60)-120-85-207(212)

技:ドラゴンアロー たたりめ 鬼火 身代わり

※HB:ヘイラッシャのA無振りウェーブタックルを身代わりが確定で耐えるライン

 S:最速テツノツツミ抜き

カイリューウルガモスハッサムが誘うヘイラッシャなどの高耐久に強くて、受けルにも対抗できるポケモンを探した結果、採用に至った地雷要素のあるドラパルト。以前はビルドアップ型の水テラスイダイナキバを採用していたが、ヘイラッシャにTOD負けをすることが多かった。それに対し、このドラパルトは鬼火たたりめ型なことから粘ることができない。そしてドラパルトは物理型特殊型両刀型...などさまざまな型が存在するので読まれづらさも追い風となっている。ドラゴンアローだけを見てヘイラッシャを後出ししてくる人もおり、そのまま身代わりではめてイージーウィンすることも多くあった。両刀にしているのは対ドラゴンや物理耐久が低い相手への打点としてドラゴンアローが欲しかったことと型の誤認を狙えるから。特性についてはすり抜けと悩んだが、ドラパルト前で身代わりをする人はいなかったため、呪われボディとした。

 

■選出

・基本的にはマスカーニャ+テツノツツミ+通りのよさそうなポケモン

・テツノカイナのようなテツノツツミに一方的に強いポケモンがいる場合はマスカーニャ+ドラパルトorウルガモスカイリューorハッサム

・ヘイラッシャがいる構築にはドラパルトは絶対選出

 

■最終結

TN:Volcanite

最高最終:レート2085 64位

シーズン3以降も潜っていましたが、いずれのシーズンも100位台止まりで終わり悔しい思いでいました。今回は2100手前までいけたのがシーズン終了10分前だったこともあり、最終順位2桁維持を優先して終了しました。次回以降こそは上位を十分に狙える時間を確保できるよう頑張っていきたいです。

 

ここまで閲覧いただき、ありがとうございました!