シーズン17が終わり、レートはまだ潜れますが実質6世代は終わりを迎えました。
最近はレートに潜るモチベがあまりわかないので、ここでは僕がシーズン17で最終6位を達成した際に使用していた道連れアンコサーナイトについて改めて紹介させていただこうと思います。
(この型の原案はシーズン17の構築記事中にもリンクを掲載しましたが、きたみさんという方から頂きました。内容は同じ型を考察するので被り気味ですが、僕が使った際に思ったことなどを追加した記事だと思っていただけると幸いです。)
特性影踏みで嫌でも道連れ択に持っていけるメガゲンガーとはアンコールによる縛り性能とサーナイトの道連れの認知度や採用率による警戒の度合いで差別化。
1体を普通に処理した後の不意の道連れが強い。
[調整]
サーナイト@ナイト 臆病155(92)-*-87(12)-204(148)-156(4)-167(252)
HB:A192メガガルーラの秘密の力、A200ガブリアスの地震確定耐え
HD:C222のメガゲンガーのシャドーボール最大乱数以外耐え
もう少しHBに割くとファイアローのA特化珠ブレイブバードを耐えるラインにもっていけるが、Cを削りすぎると与えられる負荷があまりにも小さくなってしまうので耐久ラインはこのぐらいがちょうどよく感じた。
S:最速(メガシンカ前は実数値145)
上から道連れアンコで縛る相手をより多くして役割対象を増やすために最速。
最速100族ということで最速メガガルーラ、メガリザードンにも同速勝負に持ち込むことができ、確率次第で最低でも1:1交換をとることが可能。
初速が高くないのでCS眼鏡サザンドラに後出しできないのが惜しいところ。
[役割対象]
メガシンカすることでDの実数値が跳ね上がることから特殊系はほとんど相手にできる。
特性トレースによりボーマンダ、ランドロス、バシャーモ、ピクシー、すいすい系統なども相手にすることも可能。
また1:1交換が最低限の仕事であるならほぼすべてのポケモンが対象となる。
よってここでは役割対象外のポケモンについて記載する。
・全般(後出しからではなく対面を想定)
毒毒、鬼火、宿り木などの定数ダメ技持ち。電磁波も割と面倒。
(最速鉢巻きガブリアス、鉢巻きファイアロー、メガルカリオなど)
ゲッコウガは型があまりにも多様なため、ダストシュートを持っているかどうか見極めるのは難しい。目安として自分は初手からゲッコウガが出てきた場合はサーナイトと対面してもいいようにダストを搭載していると思うようにしている。
それから一方的に辛いわけではないが、受けループには対して強くない。
・メガシンカ前のとき
初速が145なことから上から高火力を叩きこまれて何もできず倒れる。
ガルーラは猫だましから入ってくれるなら同速勝負に持っていける。
(安定を取るなら道連れ、アドをとるなら猫だましアンコール)
[立ち回りのあれこれ]
ハイボショックで負荷を与えつつ道連れアンコで相手の行動を縛り、できれば2:1交換することを狙っていく。
道連れ空かしの行動をしてきた場合はすぐにアンコール。
引かれたとしても裏にハイボショックが通るので問題はない。
瞑想、蝶の舞系統に対してはサイコショックにより速めに処理することができる。
またアンコールで後続の積みの起点にさせることもできる。
ギルガルド、ナットレイ、クチートなどのハイボショックの通らない遅い鋼とすぐに1:1交換するのはもったいなく感じるため、引き先として裏にヒードランなどを用意しておくとよい。
その際、地震の一貫を考えて基本選出はサナ+ドラン+@1(飛行/浮遊)が良いように思われる。
(実際シーズン17ではサナ+ドラン+ボルト/クレセが基本選出だった。)
シーズン17でヘラクレセドランに組み込んで実際に使用した際にはレートが上がるにつれて選出率がどんどん上がっていき、主戦力級の力を発揮してくれました。
やはり道連れアンコの縛り性能が強い、この一言に尽きます。上手く嵌れば相手をコントロールした気分になることができ、とても快感でした。
またガルーラほどではありませんが型の性質上対面性能も高く、多くの相手に強気に立ち向かえるところも相まったことが選出率が上がった要因だと思いました。
サーナイトは他に挑発気合い玉めざパ瞑想など技のカスタマイズ性に富んでいるのでこれ以外の型も多数存在し、それぞれの型ならではの強さがあります。
今回はその中の1つとして道連れアンコサーナイトを紹介させていただきました。
サンムーン環境においてまたこの型を使うことができることを願って、残りの6世代環境を過ごしていこうと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました。